エゴマとごまは違う?
エゴマとごまは同じ仲間のようですが違うものです。
エゴマは漢字で「荏」とゴマは漢字で「胡麻」と書きます。
エゴマは、シソ科の一年草。青紫蘇(アオシソ)の仲間で原産地はインドの高地から中国雲南省の高地です。ゴマはゴマ科ゴマ属の一年草。原産地はアフリカですのでこの点からも違います。
戦国時代の斉藤道三が若い頃の行商で売っていたのがエゴマ油です。
江戸時代、菜種油が出る前までエゴマ油が食用油の全盛でした。菜種油におされ、その後、韓国・中国の輸入で安いエゴマで、日本生産農家からエゴマは姿を消します。
近年、エゴマが見直されています。
エゴマは、「α-リノレン酸」と呼ばれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、人の体内でEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸・青魚に特に多く含まれる油分)に交換される重要な原料となり、ビタミンB1、ビタミンB2,カルシウム、タンパク質等も豊富に含みます。