ごまの主な成分
ごまは、昔から油や調味料、薬としていろいろな場面で使われてきました。
「ごまは体によい」と言われていますが、最近になって科学的研究が行われるようになりました。
どのような成分があるのか?
健康によいのか?
が明らかになってきました。
1.脂質
全体の50-55%。
体内で合成することのできない必須脂肪酸であるリノール酸と酸化しにくくコレステロールをコントロールするオレイン酸が含まれています。
他の植物油と比べても非常にバランスがよく不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸がほぼ1:1の割合です。
2.たんぱく質
全体の約20%
植物性タンパク質というと大豆が有名ですが、ごまは、アミノ酸がバランスよく含まれ、硫黄を含むアミノ酸(ミチオニン、システイン)を大豆たんぱくより多く含んでいます。逆に、大豆にはごまに少ないリジンを多く含んでいるため、ごまと大豆を一緒に食べることで動物性たんぱく質にひけをとらないアミノ酸を摂取することができます。
3.ビタミン類
ビタミンB1,B2,B6、ナイアシン、ビタミンE、フィチン酸など。
ごまには代謝のや抗酸化作用にかかわるビタミン類が含まれています。
ビタミンEには4つのトコフェロールと4つのトコトリエールという8つの物質がありますが、そのうちごまにはYトコフェロールという抗酸化性に優れたものが多く含まれています。
4.ミネラル
鉄、銅、リン、マグネシウム、カリウム、亜鉛、セレンなど。
ごまはミネラルの宝庫。
鉄は、「ひじき」や「鶏のレバー」に匹敵するほど含まれています。
マグネシウムや銅は、「大豆」を大幅にしのぐ含量です。
セレンが含まれていることは大きな特徴で、体内にあるグルタチオンペルオキシダーゼという抗酸化酵素が働くときに欠かせない大切なミネラルです。
5.カルシウム
ひじきに負けないほどの含有量。
ただ、ごまに含まれるカルシウムは硝酸と結合していて不溶性のため体内での吸収率は不明。
6.その他
植物繊維など
★ごまの栄養の特徴★
・不飽和脂肪酸のバランスがよい
・鉄分が豊富
・ビタミンEが豊富
・カルシウムが非常に豊富
・アミノ酸が豊富
ごまはわき役と思われがちですが侮れない存在です。